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『はじめてのおもてなし』を観た感想!おすすめ映画ー難民映画祭2017

 

こんにちは、りっこです。

 

先日、難民映画祭で『はじめてのおもてなし』というドイツの映画を観てきました!

難民映画祭って何ぞや?という方はこちらを読んでみてください♪

『国連UNHCR 難民映画祭2017』に行ってきた感想! 2017年9月30日(土)から開催されている『国連UNHCR 難民映画祭2017』に行ってきました。 今年でこの映画祭は第...

 

この映画、「難民」をテーマにした重~い映画かと思いきや!!!

随所に笑えるシーンを盛り込んでいて、とても笑える。でも同時に胸が痛くもなるし、泣きたくもなるし、感動もする。

とてもいい、あったかい映画です。

 

2018年1月からシネスイッチ銀座(東京)ほか全国順次公開予定なので、「難民問題」に興味がある方も、ない方も、皆さんに観てもらいたい映画です。

 

『はじめてのおもてなし』とは

映画『はじめてのおもてなし』(welcome to Germany) はサイモン・バーホーベンという監督によって作られたドイツの映画で、

2016年度ドイツ映画興収No.1大ヒットを記録し、ドイツ・アカデミー賞観客賞を受賞しました。

 

以下、簡単なあらすじです。

「家に難民を受け入れるわ!」

ミュンヘンの閑静な住宅地で暮らすハートマン家。
母アンゲリカの突然の宣言に家族は大騒ぎ、難民施設からひとりぼっちの青年ディアロがやって来る。
ありえない出会いが、壊れかけた家族に教えてくれた、人生にとって大切なコトとはー

 

別バージョン↓

ミュンヘンの高級住宅地に暮らすハルトマン一家は裕福な4人家族。最近、教師を引退した妻アンジェリカは、医師の夫リチャードの意志に反して、家に難民を受け入れることに決める。かくして、ハルトマン家へやって来た難民申請中のナイジェリア青年ディアロ。彼はすぐに家族と仲良くなるが、一家と共に偏見やテロの嫌疑など思わぬ試練に直面することに。積極的な難民受け入れ国であるドイツを舞台に、人と人との絆を描く笑いと涙の感動作。

 

ドイツと言えば、メルケル首相による積極的な「難民受け入れ政策」の結果、シリア以外の国も含め100万人以上もの難民が大量に押し寄せ、様々な問題が起こったのは記憶に新しいところ。中には、残念ながら凶悪な事件を起こす難民もいました。

この映画はそんな時事ネタを扱ったのかと思いきや、”難民受け入れ問題”が表面化する前にすでに完成していたそうです。

難民受け入れ問題は起こるべくして起こった…そのような気がしてなりません。

ベルリーナー・モルゲンポスト紙の”今の時代にマッチしたテーマの映画だ。”というキャッチコピーの通り、ドイツだけでなく今後どこの国でも当てはまり、起こり得ることを描いた映画かもしれません。

 

映画の感想

本編116分と、約2時間近い映画だったので、「難民問題という重いテーマだから長く感じるかな…」と思っていたのですが、終わってみればあっという間でした!

それほどまでに、楽しく映画を観ることができたのです。

もちろん、難民問題を扱っているのですが、もはやこれは難民ではなく、どこの家庭にもある「家族の問題」を扱っている映画と言ってもいいかもしれません。

 

高級住宅地で立派なお家に住む、元教師の妻と医師の父。弁護士として新たな事業に取り組む息子と、大学で勉強中の娘。

一見、誰もが羨むハルトマン一家は、表面的にはうまくいっていたのですが、ナイジェリアからの難民の青年ディアロを受け入れることによって、様々な問題が徐々に浮き彫りになってくるんです。

その様子がおかしくもあり、滑稽でもあり、ほほえましくもあり。基本的にはコメディタッチで笑える要素がたくさんあります。

映画館でみんなとたくさん笑ったのは、何年ぶりだろうか…その一体感は、家でDVDを観ているときとは違った楽しさがありますね。

もちろん”笑い”だけではなく、シリアスなシーン、胸が痛くなるシーンもあるのですが、笑える要素がたくさんあるからこそ、シリアスなシーンではその重み、痛みがぐっと増します。

笑って、泣けて、感動する。何だかチープな言い方ですが(^_^;)、この表現がぴったりな映画です。

 

映画のトリビア

トリビア…というほどではないのですが、いくつか小ネタをご紹介します♪

シマウマ

 

チラシにナイジェリアとドイツの国旗を持ったシマウマがいるんですが(左下らへん)、このポスターを見たとき、「何でシマウマ??」と思ったんです。

映画を観て納得(笑)シマウマに注目してみてください。日本じゃ考えられないけど、たま~にアメリカのドラマとかで見るので、実際に起こり得るのかしら。

欧米にお住まいの方がいらしたら教えてください(笑)

 

監督のリアルお母さんが出演?

この映画の監督、サイモン・バーホーベンさん。実はこの方のお母さんが映画には出演しているんです!!

しかもチョイ役とかカメオ出演ではなく、ガッツリと!!!

それは…

お母さんのアンゲリカ役を演じている Senta Bergerさんという女優さんです。

https://gyazo.com/9e80598ce096d7f3fe42e8acc246e89cIMDBより

自分のお母さんを起用するって面白いですよね。お互いリスペクトしている感じがして素敵です。

 

ドイツで人気のイケメン俳優さん

この映画にはドイツで人気のイケメン俳優さんたちが出演しています。

ハルトマン一家の長男フィリップ役の Florian David Fitz

https://gyazo.com/96bf36d321667a2336357b32109722b1IMDBより

もう一人。

Dr.タレクを演じた Elyas M’Barek

https://gyazo.com/dbfcea4f2fc67fd6be3327a5a26f56f4
IMDBより

Eylasさんは特にドイツで人気があるようです。(難民映画祭のとき司会の方がおっしゃってました)個人的にかなりタイプ(笑)

塩顔ブームの日本では、すこし濃いかもしれませんが…(^_^;)

 

お二人ともいい演技してます。最高です。

 

映画を観て思ったこと

難民を受け入れてくださいって言われたら、あなたはどうしますか?

私は正直なところ、かなりの拒否感があると思います。でも、この映画の主人公、ナイジェリアからやってきた青年ディアロだったら、受け入れられると思います。

あ、そういうことなのかな。と。

うまく説明ができないのですが、ニュースなどで「難民」と聞くけれど、彼らは「難民」という名前ではなくて、きちんとした名前があるわけです。

もちろん、映画にも出てきますが、危険な思想を持っていたり善人の仮面をかぶっている悪人も紛れ込んでるかもしれません。そこを見分けるのは本当に本当に難しいところですが、ひとくくりに「難民の受け入れは出来ない」ではなくて、まずは現状を知ってその人々に寄り添うことで見えてくるものがあるのかなと感じました。

そしてもう一つ。

難民を受け入れる側からすると、亡命希望者をこの国にふさわしい立派な人物なのか、という選別?の目で見てしまうけれど、受け入れる側は、それを言える資格があるのでしょうか?

そんなに優れた国で社会で家庭なのか?と、この映画を観て思わざるを得ませんでした。

欠点や問題があるのは、どこの国でも、誰でも一緒なんですよね。

もちろん、テロリストや人を平気で傷つけるひとは論外ですが。

 

 

まさか自分たちが難民になるなんて… これは難民の方たちが口にする言葉だそうです。

日本だって、私たちが難民になる可能性もあるわけです。「難民問題」は遠い国のコト、ではなくて、そろそろ真剣に考えるときが来たのかな。というのがこの映画を観た感想です。

 

長々と書いておいてアレですが、まずは何も考えずに、『はじめてのおもてなし』ご覧になってみてください!オススメです。

映画を観た方!感想などあればぜひ教えてくださいね(^^) いろんな意見を聞いてみたいです。