時代小説が好き

『みをつくし料理帖』以外にも素敵な本がたくさん。高田郁さんの作品一覧

 

髙田郁さんの『みをつくし料理帖』シリーズ、いいですよね。

これが縁で作者の髙田郁さんを好きになった方、気になった方も多いのではないでしょうか😊

『みをつくし料理帖』は特別巻も出て本当におしまいになってしまいましたが、髙田郁さんの他の作品や、エッセイ集はお読みになりましたか?

『みをつくし料理帖』以外にも素敵な作品がたくさんある、髙田郁さんの作品をまとめてみましたので、

まだ読んでない作品があれば、ぜひ読んでみてくださいね♪心が温まり、生きる勇気をもらえる作品ばかりですよ。

 

1.『みをつくし料理帖』ハルキ文庫

冒頭でご紹介した『みをつくし料理帖』シリーズをまだ読んだことがないという方は、ぜひ読んでみてください。

とってもおすすめです。

 

全10巻と作中に出てくる献立をまとめた献立帖があります。

  • 八朔の雪 みをつくし料理帖(2009年5月)
  • 花散らしの雨 みをつくし料理帖(2009年10月)
  • 想い雲 みをつくし料理帖(2010年3月)
  • 今朝の春 みをつくし料理帖(2010年9月)
  • 小夜しぐれ みをつくし料理帖(2011年3月)
  • 心星ひとつ みをつくし料理帖(2011年8月)
  • 夏天の虹 みをつくし料理帖(2012年3月)
  • 残月 みをつくし料理帖(2013年6月)
  • 美雪晴れ みをつくし料理帖(2014年2月)
  • 天の梯 みをつくし料理帖(2014年8月)
  • みをつくし献立帖(2012年5月)

2018年に、その後を描いた特別巻も発売されました。これがまた最高で…😭

 

漫画版もあり

髙田郁さんは以前“ 川富士 立夏(かわふじ りつか)”というペンネームで漫画原作を書いていたことがあり、

その縁で集英社クリエイティブ(旧・創美社)から、みをつくし料理帖の漫画版が出版されています。岡田理知さん著作です。

小説とは違った魅力がありますし、読みやすいです😊

 

2.『銀二貫』幻冬舎時代小説文庫

大坂天満の寒天問屋の主・和助は、仇討ちで父を亡くした鶴之輔を銀二貫で救う。大火で焼失した天満宮再建のための大金だった。引きとられ松吉と改めた少年は、商人の厳しい躾と生活に耐えていく。料理人嘉平と愛娘真帆ら情深い人々に支えられ、松吉は新たな寒天作りを志すが、またもや大火が町を襲い、真帆は顔半面に火傷を負い姿を消す…。

 

『みをつくし料理帖』がNHKでドラマ化されるより早く、NHK木曜時代劇に登場したのが『銀二貫』。林遣都さん主演で2014年にドラマ化されました。

シリーズ化はされていない単独作品。素敵な、素敵なお話です。

そして、何と宝塚歌劇によって舞台化もされています!

髙田郁さんが兵庫県宝塚市出身なのと、『銀二貫』が「※Osaka Book One Project」の第1回選定作という縁からですかね😄
(※大阪の書店員らが大阪ゆかりの小説の中から“ほんまに読んでほしい”本を選んだ作品)

 

3.『出世花』ハルキ文庫

不義密通の大罪を犯し、男と出奔した妻を討つため、矢萩源九郎は幼いお艶を連れて旅に出た。六年後、飢え凌ぎに毒草を食べてしまい、江戸近郊の下落合の青泉寺で行き倒れたふたり。源九郎は落命するも、一命をとりとめたお艶は、青泉寺の住職から「縁」という名をもらい、新たな人生を歩むことに―。

 

『出世花』は髙田郁さんの小説家デビュー作品。

髙田郁さんのファンだなんて言っておきながら、まだ読んだことのない作品なのです。
すぐに読みたいと思います♪

  • 出世花(2011年5月ハルキ文庫/2008年祥伝社)
  • 蓮花の契り 出世花(2015年6月)

『蓮花の契り』が続編で、この巻で完結しています。

 

4.『あい 永遠に在り』ハルキ文庫

齢73歳にして、北海道開拓を志した医師・関寛斎。藩医師を経て、戊辰戦争における野戦病院での功績など、これまでの地位や名誉を捨ててまでも寛斎は北の大地を目指した。その彼を傍らで支え続けた妻のあい。幕末から明治へと波乱の生涯を送った二人の道程を追う歴史小説。妻の視点から描く、歴史の上に実在した知られざる傑物の姿とは――。そして、二人が育んだ愛のかたちとは。

 

5.『ふるさと銀河線 軌道春秋』 (双葉文庫)

ベストセラー「みをつくし料理帖」シリーズ、「銀二貫」の著者が、初めて現代の家族を舞台にした珠玉の短編集。
ふるさとへの愛と、夢への思いの間で揺れ動く少女が主人公の表題作をはじめ、遠い遠い先にある幸福を信じ、苦難のなかで真の生き方を追い求める人びとの姿を、美しい列車の風景を織りこみながら描いた感動的な9編を収録。

 

現代を舞台にした短編集で、あっという間に読めてしまいます。

江戸時代が舞台だと「昔はこうだったんだ」で片づけられることが、現代が舞台だと急にリアルに重く感じてしまうので、個人的に少し逃げたくなる本なのですが、
それでも生きることの素晴らしさ、人の温かさ優しさを感じられるお話ばかりです。

「お弁当ふたつ」というお話が好きです😊

漫画版もあり、そちらはkindleでも読めますよ。

 

6.『晴れときどき涙雨 髙田郁のできるまで』(幻冬舎文庫)

『銀二貫』、「みをつくし料理帖」シリーズなどで大人気の時代小説作家・髙田郁。その優しさと温もりに満ち溢れた作品の源流は、ここにあった!!法曹界を志し、挫折を味わったこと。交通事故に遭い、後遺症に苦しんだ日々のこと。阪神・淡路大震災の経験――。艱難辛苦を乗り越え手にした希望とは? 文庫版あとがきを加えた、貴重な初エッセイ集。

 

何度も何度も読み返したくなる髙田郁さんのエッセイ集。

正確に言うと、漫画原作家時代の川富士立夏(かわふじりつか)さんとしてのエッセイ集です。

決して順風満帆の人生ではなかった作者だからこそ、人の心の琴線に触れる作品ができるんだなぁとしみじみ思います。私の大好きな本です。

『銀二貫』や『みをつくし料理帖』といった作品作りの裏側も知ることができます。

 

7.『あきない世傳 金と銀』(ハルキ文庫)

物がさっぱり売れない享保期に、摂津の津門村に学者の子として生を受けた幸。父から「商は詐なり」と教えられて育ったはずが、享保の大飢饉や家族との別離を経て、齢九つで大坂天満にある呉服商「五鈴屋」に奉公へ出されることになる。慣れない商家で「一生、鍋の底を磨いて過ごす」女衆でありながら、番頭・治兵衛に才を認められ、徐々に商いに心を惹かれていく。果たして、商いは詐なのか。あるいは、ひとが生涯を賭けて歩むべき道か―

 

  • あきない世傳 金と銀 源流篇(2016年2月)
  • あきない世傳 金と銀(二) 早瀬篇(2016年8月)
  • あきない世傳 金と銀(三) 奔流篇(2017年2月)
  • あきない世傳 金と銀(四) 貫流篇(2017年8月)
  • あきない世傳 金と銀(五) 転流篇(2018年2月)

現在進行中の小説、『あきない世傳 金と銀』。『みをつくし料理帖』の澪(みお)とはまた違った女性・幸(さち)が主人公です。

『みをつくし料理帖』のときと同様に、「お願いだからもう主人公に試練を与えないで」と願わずにいられませんが、それでも次巻が楽しみでしょうがありません。

まだ完結していないので、ハラハラドキドキしながら読めるという醍醐味もあります♪

 

まとめ

まだ読んだことがない高田郁さんの本はありましたか?(^^)

個人的に一番おすすめしたいのは6番目に紹介したエッセイ集『晴れときどき涙雨 髙田郁のできるまで』です。

これを読んでから、『みをつくし料理帖』や『銀二貫』、『ふるさと銀河線』を読むと、また違った楽しみ方ができること間違いなし。

髙田郁さんファン、『みをつくし料理帖』ファンのあなたにおすすめです😊

 

ご紹介した7冊の本

 

分かっていたけど涙。みをつくし料理帖のその後を描いた特別巻「花だより」の感想! みをつくし料理帖の最終巻である『天の梯(そらのかけはし)』が発売されたのが、2014年8月18日。 約4年の歳月を経て、やっと、や...
篠綾子さん作『望月のうさぎー江戸菓子舗照月堂ー』が面白くてほっこり【時代小説の感想】 江戸時代を舞台にした小説が好きな私。またまた素敵な時代小説を見つけてしまいました。 それは『望月のうさぎー江戸菓子舗照月堂ー』 ...
高田郁さんの隠れた名作も収録。名作家5名が”親子”を描いた本「きずな」の感想 髙田郁さんの作品が好きなあなたも、きっと知らないであろう隠れた名作があります。 その名も「漆喰くい」。書き間違いではなく、確かに「...

 

 

同じカテゴリーの記事