映画・ドラマ

『国連UNHCR 難民映画祭2017』に行ってきた感想!

 

こんにちは、りっこです。

 

2017年9月30日(土)から開催されている『国連UNHCR 難民映画祭2017』に行ってきました。

今年でこの映画祭は第12回なのですが、私が難民映画祭に行ってきたのは初めてです♪

「難民映画祭って重そうなテーマだな…」という思いもあったのですが、行ってみてとてもいい時間を過ごせて大正解でした!!

残念ながら東京は10月9日(月)までですが、他の都市では11月12日(日)まで開催されているので、気になっている方はぜひ行ってみてくださいね(^^)/

 

難民映画祭とは

『難民映画祭』とは、難民という状態に置かれている一人ひとりの異なるストーリーを映画を通じて伝えるという目的で国連UNHCRによって開催される映画祭で、その名の通り、『難民』にまつわる映画が上映されます。

UNHCR(国連難民高等弁務官事務)とは1951年より、世界の難民の保護と支援を行なう国連の機関。1954年と1981年にノーベル平和賞を受賞し、現在では、家を追われた人々を支援するため、128か国において10828人の職員が活動をしている。国連UNHCR協会はUNHCRの日本における公式支援窓口。

 

第12回となる2017年度の映画祭は、9月30日(土)から11月12日(日)まで、東京でのオープニングを皮切りに、東京・札幌・名古屋・大阪・福岡・広島の全6都市で順次開催されます。

 

各都市のスケジュール

  • 東京 9月30日~10月9日まで全13作品上映。事前申し込み9月12日(火)まで
  • 札幌 10月14日~10月15日まで全6作品上映。事前申し込み9月26日(火)まで
  • 名古屋 10月21日~10月22日まで全6作品上映。事前申し込み9月26日(火)まで
  • 大阪 10月28日~10月29日まで全7作品上映。事前申し込み10月10日(火)まで
  • 福岡 11月4日~11月5日まで全6作品上映。事前申し込み10月10日(火)まで
  • 広島 11月11日~11月12日まで全5作品上映。事前申し込み10月10日(火)まで

 

映画祭への参加の仕方は、見たい映画を選択し申し込みます。抽選結果がメールで送られてくるので、当選すれば無料でその映画を見ることが出来ます。

残念ながら落選した方、申し込みに間に合わなかった方のために、当日、若干数の当日券が配布されるそうです。

詳しくは、難民映画祭スケジュールをご覧ください。

 

どんな作品が見られるの?

今年は13作品が上映され、入場料無料で見ることができます。13作品のうち、11作品が日本初上映です。
(詳しくは難民映画祭2017 上映作品一覧をご覧ください)

 

その中でも、私が気になった映画を3作品、ご紹介したいと思います。

『アレッポ 最後の男たち』last men in Aleppo

https://gyazo.com/345b5a442d4f8c94289792afce7c189d

シリアで普通のお父さんとして暮らしていた男性たちが、「ホワイト・ヘルメット」として爆撃があった場所に誰よりも早く駆けつけ救助活動をする。自分たちにも守るべき家族がいる中、自分や自分の家族の安全を考え避難するべきか、救助活動を続けるべきか…苛烈な戦闘地で人々が見せる勇気と他者への人間愛を描いた作品。

日本初上映、ドキュメンタリー映画で、東京と大阪での上映です。

 

『シリアに生まれて』Born in Syria

https://gyazo.com/6d83ef7c3b3245f48d1cec33be75c326

こちらも日本初上映、ドキュメンタリー映画です。

最近、ニュースでも報道されるようになったシリア難民の子どもたちに焦点をあてた作品。全都市で上映されます。

ヨーロッパへの過酷な道中をやっとの思いで乗り越え、難民キャンプ地に着けばゴール!かと言えば決してそういうわけにはいきません。両親との別れや爆撃による負傷。7つの小さな命を追った映画です。予告編で、まだ小さな女の子で、どうみても子どもなのに『私は以前はまだ子供で、純粋無垢だった』と言っているのを見て、胸にこみあげてくるものがありました。

 

『はじめてのおもてなし』Welcome to Germany

https://gyazo.com/8ebad7733538eb32f461721840a4a302

こちらはドキュメンタリーではなく映画で、日本初上映です。東京のオープニング上映のみです。

ドイツの高級住宅地に暮らすハルトマン一家のもとに、ナイジェリア難民の青年ディアロがやってきます。彼と家族はすぐに仲良くなるものの、偏見や差別、テロの嫌疑、難民を受け入れることにより表面化してくる家族の問題が徐々に浮き彫りになってきて…。一見重いテーマになりがちなところを、笑い要素たっぷりに描く感動作。

この映画は2018年正月第2弾、シネスイッチ銀座にて公開が決まっています。


 

以前は、プロの戦場カメラマンやテレビ局によって作られた作品が多かったそうですが、今年は紛争の状況を最前線で発信する形のドキュメンタリー作品が増えたそうです。

スマホやドローンで撮影できることもあり、紛争国の一市民である当事者たちが、自分たちで撮影しクオリティの高い編集を行うことができるようになり、世界の映画祭で高く評価されるような作品が生まれる時代になったと、映画祭のパンフレットに書かれていました。

 

『難民』がテーマなので、必然的に「死」「別れ」という悲しい場面が出てくる映画も多い中、先に紹介した『はじめてのおもてなし』のように「笑い」という要素をいれ、難民という問題を提起する映画もあります。

私も、上記3作品が気になったのですが、当初は一人で見に行こうと思っていたこともあり、比較的見やすそうな『はじめてのおもてなし』を選び、申し込みました。

 

映画祭に行ってみた感想

運よく2017年9月30日(土)映画祭オープニング上映『はじめてのおもてなし』の抽選に当選したので、姉と二人で表参道のスパイラルホールに映画を見に行きました。

受付開始の上映1時間ほど前に行き、整理券をもらいます。席は完全自由席なので、上映20分前に整理券の番号順に入り、好きな席に座ります。

当日券を求める列が結構長く、驚きました(ー_ー)!!

私たちは折角早い整理券の番号を手にいれたにも関わらず、ついカフェでゆっくりしすぎ、上映5分ほど前に慌てて会場入りしたころには、すでに8割ほど埋まっていました(^_^;) それでも前から4列目の割といい席をゲットすることができました!

映画『はじめてのおもてなし』はとてもいい作品で、シリアスなテーマにも関わらず「笑い」をふんだんに盛り込んでいるため、軽い気持ちで見ることができました。ただ、「笑える」からこそ、シリアスな場面がより重く感じられ、考えさせられる作品でもあります。

難民問題に興味がない人でも、オススメの映画なので、今後見る機会があればぜひ見て欲しいです。

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ラッキーなことに、映画上映後トークイベントがあり作家・クリエーターのいとうせいこうさんと、女優・タレントのサヘル・ローズさんのお話が聞けました。

映画を見た感想を、その場にいた皆さんと共有でき、お二人と司会者から色々なお話や情報を聞け、無料で見れた映画なのに、普段見る映画よりも何倍も何十倍も有意義で楽しい時間を過ごすことができました。

 

さいごに

『難民問題』と聞くと、私たち日本人にとっては遠い国での出来事のように感じるかもしれませんが、ここ日本でも難民が発生することがあるかもしれないし、近隣から難民を受け入れることもあるかもしれません。

『難民』という問題は複雑で難しい問題であることは確かです。

月並みの言葉になってしまいますが、今私たちにできることは、「知ること」です。トークイベントでサヘル・ローズさんが「知らないことが恥なのではなく、知ろうとしないことが恥ずかしい」ということを仰っていたのが心に残っています。

この難民映画祭をきっかけに、私も「まずは知ること」から始めてみようと思います。

今回の映画祭について気になった方はぜひ国連UNHCR 難民映画祭2017のHPを見てみてくださいね。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました(^^)/