2020年夏、NHK時代劇で『大江戸もののけ物語』という番組が放送されました。
(2021年10月、再放送中です)
岡田健史さん演じる旗本の次男坊・新海一馬と、謎の妖怪・天の邪鬼・猫又・河童たちが力を合わせて
江戸で起きるさまざまな問題を解決する、新感覚の妖怪ファンタジー時代劇。

このドラマ、全5話で終了するのですが、もっと見たかったな😥
面白かったので感想を書いてみました!
VFX加工された妖怪たちがお見事
時代劇好きの私。
始まる前は「普通の時代劇が見たいなぁ」
「時代劇とVFXで加工された妖怪たちか…ちょっと合わない組み合わせでは…?」
なんて思っていたので、見始めてからいい意味で期待を裏切られました。
VFXで再現された妖怪たちはリアルで、気持ち悪さが出ていて(褒め言葉)
特に河童と、呪々ガエル。一つ目小僧も。いや~見応えがありました。
最近の技術ってすごいのですね。
そして妖怪たちは荒又宏さんの監修。どおりでリアルな妖怪なわけだ!
また、お話自体もとても面白くて、出演者も良かったです😊
フレッシュな俳優さんと個性的な俳優さんたち
主な出演者はこちらの方々。

主人公・一馬を演じるのは岡田健史さん。
誰に対しても親切で分け隔てなく接する、愛すべきお侍さん(ドジでちょっと弱い)の役がぴったりでした。
その他も、森川葵さん、山田杏奈さん、青山美郷さん、平尾菜々花ちゃんとフレッシュで若い俳優さんがメイン。
そんなメインの出演者を支えるのが、ベテランの個性派俳優さんたち。
一馬のお父さん役の甲本雅裕さん、一馬が手習いを教えるお寺の住職さんがイッセー尾形さん。
もう、お二方とも最高。
語りは三輪さんで妖しさが増していましたし、
各話で出てくる悪役妖怪も、石丸健二郎さんや池内万作さんなど、いい気味の悪さ(?)出していました。
そのフレッシュなキャストと、ベテランさんをつなぐ本郷奏多さんのバランスがまた良かったです。
彼は妖怪役でも違和感がないのはなぜだろう…😲
おわりに
子どもが遊郭の吉原を出入りできるの?とか、つっこみどころはありましたが、
そんな細かいことは置いておいて、毎話、気軽に楽しむことができました。
それでいて、妖怪たちのシーンは親しみやすさを残しつつも、気味の悪さがありました。
あのギリギリのところ(子供騙しでもなく、かといってグロテスクでただ気持ち悪い存在でもない絶妙なライン)、癖になります!
コロナの影響で五話で終わったのか、VFXなど予算的に難しいのかは分かりませんが、また続編があれば嬉しいです。
もしよければあなたの感想を教えて下さいね。
NHKの時代劇、これからもチェックしていきます🤩 それではっ!
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