2019年5月~7月にBS・NHKで放送されていた『大富豪同心』という時代劇。
主演の中村隼人さん(歌舞伎俳優)の普通の姿をテレビで見たら違和感があるくらい、江戸時代のまげとお着物姿がとんでもなく似合っていました。
所作が美しいこと美しいこと。さすが歌舞伎俳優。
お話も面白くて重くならずに見れますし、他の共演陣も最高。渡辺いっけいさんが出る時代劇、面白くないはずがないでしょう。
そんな大富豪同心。前回見たときに「続きが見たい…😳」という願い叶ったりで、この度『大富豪同心2』が放送されることになりました!
放送は2021年5月28日(金)から、全9回です。BSでの放送なのでお間違いのなきよう。
放送が始まったら、また感想を書きたいと思います。
ここから先は、大富豪同心(1作目)を見た感想です↓
ドラマ『大富豪同心』が面白い
NHKのBSプレミアム 毎週金曜8時(夜)に放送の『大富豪同心』というドラマにはまっています。
原作は幡大介(ばんだいすけ)さんの同名小説。シリーズ化されていて現在は25巻まで出ています。
老中も一目おく江戸一番の札差・三国屋の末孫の卯之吉が、同心株を買って、定町廻同心になった。腕っ節は全くないが、放蕩三昧を繰り返していたときに得た知識と金力で難事件を、次から次へと解決していく。書き下ろし長編時代小説シリーズ第一弾!
主人公「卯之吉(うのきち)」は、江戸一の札差“三国屋”の孫息子で、祖父に溺愛されているものすごいボンボン。
孫息子の行く末を心配した祖父の言いつけで、嫌々ながら同心になります(同心の身分はお金で買った(笑)
平気で芸者たちに小判をばらまく卯之吉。同心になってからもお金をたくさん使う彼ならではの方法で、様々な事件を解決に導きます。
こう書くと卯之吉が嫌なやつに見えますが、男女問わず人に優しい性格だったり、過去の出来事から時折とても悲しそうな顔をするところだったり、同心なのに剣術や体力が全然なかったりと、とにかく憎めない人なのです。
そんな役を歌舞伎役者の中村隼人(なかむらはやと)さんが演じることでさらに魅力的に。
何が良いって、とにかく所作も顔も美しくて、笑っているのにどこか寂しそうな表情が儚くて良いんです。そしてまげ姿がものすごーーーーく似合う。
前世は恐らく江戸時代のどこかのボンボンでしょう、あれは。
普段は美脚と笑顔がまぶしい新川優愛(しんかわゆあ)ちゃんも、「私は男に生まれたかった」という男勝りな娘を演じているのですが、これが意外にもぴったり。
他にも、渡辺いっけいさんや竜雷太さん、稲盛いずみさんや石井正則さんといった素敵な俳優さんたちが演じるキャラクターも魅力的。
あと、語りを担当している林家正蔵さんも良い!
卯之吉の、いつの間にか人を味方にしてしまう才能と、持ち前の勘の良さと、何より気持ちのいいほどの金遣いっぷりで事件を解決していく楽しいドラマ。
残りあと4回ほどですがぜひ見てみてくださいね。
私も原作を読んでみようと思います!
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