
いきなりですが少しお付き合いください。あなたはいくつ当てはまる?
左利きの人が感じるペンあるある▼
- 文具売り場での試し書きでは調子がいい
- 最初の1週間くらいは調子よく使える
- あるとき、急に出なくなる
- 故障か…と思っていたら、右利きの人が使うと問題なく使える
- 横書きの場合は、手の側面が書いた字に擦れて汚れていく
- 手の汚れは落ちるからまだいいが、書いた字がシュッとなってしまう
- 手についた黒インクがさらに紙についてしまう
- だから履歴書を書くときは、手の下に紙やティッシュを挟む
- インクが急にドッと出て玉のようになる
- そこを手で擦ってしまい、またシュッとなる
左利きのあなたなら、かなり共感できるのでは…
このように、左利きの人がペンを使うと、ストレスを感じることが少なくありませんよね😂
そこで今回、左利きの人が使ってもストレスフリーなものを探し、ベストなペンを選ぶことにしました。



書きもお箸も、左利きの私が調査しますよ!
左利きにおすすめのペン4種類を書き比べ
今回、国内外から左利きに優しいペンとされている4種類のペンを試してみました!
以下、1本ずつ紹介します(^^)


エントリーNO.1 『サラサドライ(0.4)/ジブラ』
ゲルインクボールペン サラサ ドライ (0.4mm) 【ブラック】 JJS31-BK
ジブラ社から発売された、サラサ ドライ。
『左利き オススメボールペン』で検索すると、必ず名前が出てくるほどの人気商品です。
それもそのはず、ジブラ公式HPでも「左利き注目のペン」と紹介しています。
左利き用として作ったとは明記されていないので、すぐ乾くペンを作ったら結果的に左利きに「神ペン」と言われるようになったという感じでしょうか。
特徴
「超速乾DRYJELL」という紙に浸透しやすい新成分を配合したことで、すぐに紙に染み込み
書いた直後に触れても汚れないようになっています。
乾燥時間を約85%短縮したそうです!(ジブラ社従来品比較)
低粘度のジェル状のインクにしたことで、よりさらさらとした軽い書き味の筆記感を実現しました。色の濃い染料の色材を使い、筆記線がよりくっきり見えるようになりました。
確かに!!すぐ乾くし、手に黒インクがつかない。これは感動です。


エントリーNO.2『パワータンク0.5 /uni』


三菱鉛筆 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-05 黒24
2つめはuni(三菱)のパワータンク。ボールペンらしからぬ名前でなかなか力強そうですね。
黒インク0.5mm、こちらも、左利きに人気の商品です。
特徴


ボールペン従来の「重力によるインクの押し出し」から「空気圧縮によるインクの押し出し」にしたため、
上向きでも濡れた紙でも、なんと氷点下でも書けるそうです。
(右利きにとっても神ペン!)
右利きが引きながらペンで字を書くのとは対照的に、左利きは押し書きをすると言われています。
左利きがボールペンを使うとインクが出なくなるのは、その押し書きのせいで、ボールペンのボール部分がうまく回転しなかったり、ペン先と紙の摩擦でペン先がつぶれていったり…と聞きます。
この加圧式だと、それも解消してくれるということなんでしょうか。uni(三菱)さんに聞いてみたいです。



書いてみたところ、かすれることなく、手も汚れず、ちょうどいい細字です!


エントリーNO.3『パワータンク0.7 /uni』


三菱鉛筆 油性ボールペン パワータンク SN-200PT-07 黒24
3つ目にご紹介するのが、uniのパワータンクの黒インク0.7mmです。
そう、2番目にご紹介したペンのサイズ違いです。
「サイズが0.7mmって、さっきの0.5mmのパワータンクと太さだけが違うんじゃないの?」とお思いのあなた。
0.7mmと0.5mmのペンの違いは、字の太さだけではなく、『スパイクボール搭載』かどうかも違うんです。
特徴


パワータンク0.7mmには、スパイクボールが搭載されており(0.5mmには搭載なし)、先ほど説明した加圧式でのメリットに加え、さらにツルツルの紙面でもボールが滑らず筆記できのです!
押し書きをする左利きにも、ベストなのでは!?と思って期待して書いてみたところ…
何と、0.5mmよりもかすれが目立つという残念な結果に。
今回書いた紙が厚手の紙だったので、一般的なコピー用紙にも書いてみたのですが、やっぱりちょっとかすれます。



うーん…(´・ω・`)





個人的には、2番目に紹介した0.5の方が、かすれず、つまずくことなくストレスフリーでした。
エントリーNO.4『セラミックボールペン /京セラ』


KYOCERA セラミックボールペン ガンメタ KC-10Aガンメタ
最後にご紹介するのが、京セラから発売されている、セラミックボールペンです。
京セラは強みのセラミックを生かして色々な商品を作っているようです。文具まで作っているとは知りませんでした。
こちらのペンは、海外の左利き向けサイトで人気だったので、今回試してみることにしました。
特徴


万年筆のような抜群の書き味で、耐水性の水性インクを使用していることから、紫外線にも強く公文書にも使用できるそうです!
海外のサイトで、口コミが書かれているんですが、評価は☆5中☆4.5!かなりの高評価です。以下、口コミの一部抜粋です。
- This is easily the best pen I’ve ever written with, and makes writing enjoyable rather than painful for a lefty.
- I absolutely love this pen! It writes smoothly and dries instantly.
- A pen for left handers. No smudges, looks good, and comfortable to write with. I recommend this.
左利き用のペンとしてかなり賞賛されているようですね。なめらかな書き心地と、直ぐに乾くところ。



あとは見た目も人気の要因のようです。
確かに、これはかっこいい!私も一目ぼれで買いました!
本体カラーは「ガンメタ」にしたのですが、その他「シルバー」「ブルー」があります。
(※インクはどれも黒)


書き味はとてもスムーズで、つまることなくサラサラと書けます。
ただ、一番最初に紹介した『サラサドライ』よりは速乾性が劣るように思います。
日本語は英語と違い漢字にトメハネがあり、その分インクがそこで溜まってしまうので、乾きにくいのかもしれませんが、英語だと問題なさそうです。
海外で人気なのも頷ける一品です。


4種類のペンを比較!
4種類のボールペンを比較してみました。(100%、私の感想です)
サラサドライ | パワータンク0.5 | パワータンク0.7 | セラミック | |
料金 | 一番安い◎ | 安い〇 | 安い〇 | 高い△ |
見た目 | △ | △ | △ | ◎ |
濃さ | 濃い | 普通 | 普通 | 一番濃い |
速乾性 | ◎ | ◎ | ◎ | 〇 |
字のかすれ | なし | なし | 若干あり | なし |
入手しやすさ | ◎ | 〇 | 〇 | △ |
この結果から選んだのは…
左利きに優しい黒ボールペンNo.1 は『サラサドライ』😊
正直、どれかがずば抜けていいとか、ずば抜けて悪いということがないので、どれも甲乙つけ難いのですが、強いて言えば、
- 一番安くコスパがいい
- 悪い点が見当たらない
- どこでも買えるので替え芯も手に入りやすい
という点から「サラサドライ」を左利き用ベストペンに選びました!
ただ、見た目のかっこよさNO.1は、間違いなく『セラミックボールペン』ですし、
手帳などわりと薄い紙に書く場合は『パワータンク0.5』がおすすめです。
というのも、『サラサドライ』と『セラミックボールペン』は色が濃いので、裏から見たときに裏写りが若干気になるんですが、
『パワータンク0.5』はうすーーい紙でも、裏から透けないので使い勝手がいいです。
まとめ
あなたがどんな用途で使うかによって、ベストペンは変わってくると思いますが、
今回左利き用ペンNo.1に選んだサラサドライは万能なので、左利きのあなたは、ぜひ使ってみてくださいね😉
おすすめですよ(^^)/
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